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アドバイザー土屋のコラム

6

「人脈」


仕事をするのは「人」です。 仕事は、機械が行う生産活動などを除けば、ほとんどが人によって行われます。
仕事の成果は担当する人によって大きな違いがでます。
それは、本人に起因することもありますが、仕事の相手との関係によって成果が異なることがあるのです。

たとえば、工場に生産設備を新設する場合を考えてみましょう。
生産設備を新設する会社の担当者(工場長)と設備会社の担当者(A氏)が当事者です。工場長から、生産品目、生産量、稼働時間等様々な条件を説明し、A氏は新鋭設備が持つ機能や能力を説明します。互いに詳細を打ち合わせする中で、情報を交換し、コストを計算し、新しい工場設備が期待するものになるかを真剣に検討しあいます。どちらも仕事だから義務的に行っているのではなく、工場長は新鋭設備を導入して海外企業との競争に打ち勝っていく使命を帯びて取り組みますし、A氏は最適な設備にすることで生産性を向上してもらうことが、結果として設備を販売する会社として信頼されるものになると考えています。
それだけではなく、工場長とA氏が互いの知識を必要とし互いに負けないほどの熱意を感じ合って仕事を成功に導くことができたとき、お互いを認め合って単なる取引先の担当者ということを超えて信頼関係を築くこともできます。

仕事を通して、人と人が相互理解を深め、信頼関係に発展し、お互いの価値を認め合う。そのような関係ができれば、普段は顔を合わせる機会が少なくても、必要な時に会って話し合えば、短い時間で仕事の成果に結びつくことが多くあります。
このような理解し合い、信頼し合う関係を、何人もの人と仕事を通じて作っていくことができれば、大きな財産を築くことになります。
これを「人脈」といいます。

就活生のみなさんは、まだ「仕事」というものに本格的には触れていませんね。
社会人になれば「仕事」を通じていろいろなものを築いていきます。「人脈」もそのひとつ。大事に築いて頂いて、すばらしい仕事の成果とすばらしい人生の糧になればと思います。
その為にも、今の就活の結果就いた「仕事」を大切に、精一杯努力して頂きたいと思っています。

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プロフィール

土屋顧問

土屋 正五郎

中央大学商学部卒業
外資系コンピュータ会社、大手メーカー勤務を経て、コンサルティング会社 アンサーエスシィ を設立。
情報システム、営業、マーケティング、人事総務、IRなど、多方面の業務に携わった経験から、多数の企業において総合的なアドバイザーとして活躍している